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2010.01.10 (Sun)

音楽音痴のための耳コピ講座(第5回 コード進行の基本)

音楽音痴のための耳コピ講座の第5回です。

今回はコード進行の基本について触れ、いよいよ耳コピの実践編を開始したいと思います。

●コード進行の基本

本日は、耳コピをするための基礎知識として、基本中の基本である以下のふたつのことについて説明します。

1.曲はT,SD,Dのスリーコードさえあれば成り立つ
2.曲はTで始まり、ドミナントモーションで終わる

●曲はT,SD,Dのスリーコードさえあれば成り立つ

前回の講座では、メジャー、マイナー、どちらのスケールも

T :トニック
SD:サブドミナント
D :ドミナント

という、そのスケールの主役(スリーコード)があるこを説明しました。

そして、曲はスリーコードさえあれば作れてしまいます。

ためしに即興で、Cメジャースケールのスリーコードだけを使って、作曲してみます。
Cのメジャースケールは

C(T) Dm Em F(SD) G(D) Am Bdim

でしたね。

よって、スリーコードは、C,F,Gの3つの和音です。
つまり、C,F,Gだけのコード進行で作曲をします。

はい。できました。

C   G  F  G C
こんなに役立つ耳コピ講座


なぁんだ、と思うかもしれませんが、良い悪いは別にして、これだってちゃんとした1つの曲ですよ。
音楽理論を知っていれば、こんなしょうもない曲でよいのなら、瞬時に作曲できます。

●曲はTに始まり、Tで終わる

さて、ここからが耳コピのための実践的な知識の説明にはります。

先ほど、私が作曲した歌を例に説明しましょう。

   G  F  G
こんなに役立つ耳コピ講座


この曲のキーはCでした。

さて、コード進行で、赤色のコードに注目してください。
赤色のコードは、どちらもCですね。
そして、Cは曲の一番最初と一番最後にありますよね?

そう、これが耳コピにとって、超基本となる以下のことを示しています。

基本ルール①:曲はT(トニック)に始まり、T(トニック)で終わる

つまり、キーがAマイナーの曲なら、Amで始まってAmで終わります。

それから、スリーコードの説明をしたときに、D(ドミナント)はT(トニック)へ進行しようとする強い力を持つ役役割があることを説明しました。

先ほど作曲した曲では、G→Cの部分が、ドミナントであるGからトニックであるCへの進行であり、この部分がドミナントの強い力が働いている部分です。

C   G  F  G C
こんなに役立つ耳コピ講座


皆さん、ギターを手にとって、上記の曲を弾き語ってみてください。
ただし、最後のCのコードを弾かないで、演奏をとめて見てください。
(C→G→F→Gで演奏をやめる)

どうですか、最後にGで演奏を止めたあと、Cを弾きたい衝動にかられませんか?

ドミナントのコードを弾くと、トニックのコードが欲しくなります。
このように、ドミナントには、トニックを導く役割があり、ドミナントからトニックへ進行することを

ドミナント・モーション

といいます。
注:詳しくは述べませんが、正確にはⅤ→I(G→C)ではなく、Ⅴ7→I(G7→C)がドミナント・モーションです。

そして、以下の基本ルールがあります。

基本ルール②:曲の最後はドミナント・モーションで終わる

もちろん、基本ルール①、②が当てはまらない曲もあります。
なので、このルールに従った曲は、とても自然に聞こえるということです。

●ケーデンス(終止形)

基本ルール②で、曲はドミナント・モーションで終わるのが一番自然であると書きました。
これも含めて、曲の終わり方にはパターンがあり、これをケーデンス(終止形)といいます。

1.SD→D→T
 この形式がもっとも一般的。上記の私が作った曲もこのケーデンスになってます。

2.D→T
 ドミナント・モーションですね。

3.SD→T
 これは“アーメン・コード”と呼ばれます。

もっと色々なケーデンスがありますが、作曲するわけではないので、この3つを覚えておけば良いと思います。
 
●曲なんていくらでも作れる

これまでの講座の音楽理論を知っているだけで、いくらでも作曲できてしまいます。
先ほどはCメジャースケールのスリーコードのみ使用しましたが、代理コードも使って作曲してみましょう。

C G Am G C
音楽音痴の耳コピ講座

サブドミナントのFの代理コードとしてAmを使っています。


さらにAマイナーで作ってみます。

Am Em D  Em Am
音楽音痴の耳コピ講座


以上の3曲は簡単な曲ですが、基本的にはもっと長い曲も作れます。
良い曲を作れるという訳ではありませんが(^^;

本講座は作曲講座ではないので、このくらいでやめておきます。

作曲をちゃんとやるには、当然楽譜を作らなきゃいけないんですが、それは大変な作業です。
鼻歌を楽譜にするのは大変ですが、WEBカメラに鼻歌を録音するだけなら簡単です。
その録画した鼻歌を耳コピしてコード進行をつける。これでもりっぱな作曲です。

言いたかったのは、作曲という作業は

自分で作った鼻歌を耳コピして、コード進行をつける作業

なのです。

つまり、作曲は、コード進行を考える部分に関しては、耳コピと同じ要素が含まれています。

という訳で、本日のまとめです。

1.曲はスリーコード(T,SD,D)があれば成り立つ
2.曲はTに始まり、ドミナントモーションで終わるのが一番自然に聞こえる
3.作曲と耳コピは同じことであり、耳コピできれば作曲もできる

本日はここまで。

次回は簡単な童謡を耳コピすることから、耳コピの実践をしていきたいと思います。

<第1回 コードとは何か①>の記事を読む
<第2回 コードとは何か②>の記事を読む
<第3回 メジャースケールの作られ方>の記事を読む
<第4回 コードの役割>の記事を読む
<第6回 耳コピの方法>の記事を読む
<第7回 オリジナルキーの割り出しは難しい>の記事を読む
<第8回 ノンダイアトニックと転調>の記事を読む
<第9回 マイナースケールのトライアドの作り方>の記事を読む
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2010.01.08 (Fri)

音楽音痴のための耳コピ講座(第4回 コードの役割)

音楽音痴のための耳コピ講座の第4回目です。

今回は、耳コピするのに必要な音楽理論の知識としては、最重要項目であるコードの役割について説明します。

それでは、早速行ってみましょう

●マイナースケール

前回までの講座で、メジャースケールのトライアド(3和音)の並びは

I Ⅱm Ⅲm Ⅳ Ⅴ Ⅵm Ⅶdim

であることが分かりました。

当たり前のことですが、耳コピする曲のキーは、以下の2種類に分かれます。

・メジャー(Original Key=Cなどとある曲)
・マイナー(Original Key=Amなどとある曲)

当たり前のことですが、キーがメジャーの曲を耳コピするのなら、メジャースケールのコードを使います。
キーがマイナーなら、マイナースケールのコードを使います。

このため、簡単にマイナースケールについても説明します。
私も詳しくは知りませんが、マイナースケールは、以下の3種類があります。

1.ナチュラル・マイナースケール
2.ハーモニック・マイナースケール
3.メロディック・マイナースケール

詳しい理論は私も知りませんので、説明できません(爆)

マイナースケールのトライアド(3和音)は、以下の並びであることを覚えておけば十分です。

Im Ⅱdim Ⅲ Ⅳm Ⅴm Ⅵ Ⅶ Ⅴ

あれ?でも数が1つ多いぞ???
メジャースケールは7個だったのに、マイナースケールは8個ありますね。
謎ですね。

この講座は、あくまでも耳コピ講座であって、詳しい音楽理論を学ぶ講座ではありません。
なので、この謎解きは、しないことにします。
理屈ぬきに、マイナースケールとはそういものだと覚えてしまいましょう。

メジャースケールと同様に、上記のローマ数字にコードを当てはめていけば、マイナースケールのトライアドが得られます。

たとえば、Aマイナーだったら、IにAを、ⅡにBを・・・という風に当てはめていくと

Am Bdim C Dm Em F G E

となります。
これがAマイナースケールのトライアドの8つのコードです。

注)念のため補足しますが、上記のローマ数字のIにB、ⅡにCを・・・と当てはめて、

Bm Cdim D Em Fm G E F

が、Bマイナースケールではないことに注意してください。

違うスケールを得るためには、#や♭が必要なのはメジャースケールのときと同様です。
(Bm C#dim D Em F#m G E F# が 正しいBマイナースケール)

なお、トライアドがメジャー、マイナー、ディミニシュのどれに区別さえるかについての考え方は、メジャースケールのときと同じです。(長3度-短3度の組み合わせがメジャー、短3度-長3度ならマイナー、ってやつですね)

なお、詳しく説明はしませんが、マイナースケールは、

Im Ⅱdim Ⅲ Ⅳm Ⅴm Ⅵ Ⅶ Ⅴ

という書き方のほかに、

Im Ⅱdim ♭Ⅲ Ⅳm Ⅴm ♭Ⅵ ♭Ⅶ Ⅴ

と書いたりもします。

●コードの役割(機能)

メジャースケールとマイナースケールの顔ぶれがそろったところで、いよいよコードの役割(機能)について説明します。

ここで、もう一度、ふたつのスケールを演じる役者たちの顔ぶれを紹介しましょう。

メジャースケール:I Ⅱm Ⅲm Ⅳ Ⅴ Ⅵm Ⅶdim
マイナースケール:Im Ⅱdim Ⅲ Ⅳm Ⅴm Ⅵ Ⅶ Ⅴ

この役者達は、メジャー、マイナーどちらのコードも大きく分けて、3人の主役と脇役に分かれます。
そして、その3人の主役が演じる役割の名前は以下の通りです。

①トニック(Tと表記する)

 その曲のキーを決めるコードです。
 つまり、Cメジャースケールなら、Cがトニックです。
 Aマイナースケールなら、Amがトニックです。

②サブドミナント(SDと表記する) 
 曲に変化をつける役割を持つコードです。

③ドミナント(Dと表記する)
 このコードはトニックへ移行しようとする強い力を持ちます。
 (このことに関しては、次回の講座でもう一度説明します)

この3人の主役のことを、スリーコードどいいます。

メジャー、マイナーのトライアドのスリーコードは以下になります。
これは理屈抜きに覚えましょう。

トニック   :Ⅰ(1番目のトラアド)
サブドミナント:Ⅳ(4番目のトライアド)
ドミナント  :Ⅴ(5番目のトライアド)

分かりやすいように、実際のコードを当てはめてみると、

Cメジャースケールのスリーコード(コードの括弧内は役割を示す)は、

C(T), F(SD), G(D)

です。

Aマイナースケールのスリーコードは、

Am(T),Dm(SD), E(D)

です。

注)トライアドのコードしか扱っていないので、ドミナントをG, Eとしていますが、実際はG7,E7の方が良く使われ、Cメジャースケールのスリーコードは、C,F,G7とするのが一般的です。Aマイナーなら、Am, Dm,E7です。

この主役の3つのコード(スリーコード)だけあれば、曲は作れてしまいます。
しかし、主役のスリーコードだけでは、変化に富んだ良い曲が作れません。

ドラマだって、主役だけしか登場しなかったら、面白くないですよね?
名脇役があってこそ、主役も光るというもの。

これは曲も同じです。
そこで登場するのが、曲における名脇役たち、すなわち代理コードです。

●代理コード

ここで、またまたCメジャースケールの役者たちを見てみましょう。

C(T) Dm Em F(SD) G(D) Am Bdim

C,F,Dは主役のスリーコードですから、脇役は Dm, Em, Am, Bdimの4人ですね。
これらの脇役は3人の主役の代わりを演じる名脇役なのです。
T,SD,Dの代わりになるこれらのコードは、代理コードといいます。

それぞれどの脇役がどの主役(スリーコード)を代わり演じるのかは決まっています。

C(T)の代理コード :Em,Am
F(SD)の代理コード:Dm,Am
G(D)の代理コード :Em,Bdim

代理コードは、その構成音を比べてみると理解できます。
例として、Cとその代理コードであるEmの構成を見てみましょう。

C =C E G
Em=E G B

そうです。Cとその代理コードEmは3つの構成音のうち2つが一緒なのです。
つまり、似ている和音なのです。
このように、T,SD,Dと共通の音が含まれる和音が、それらの代理コードになることができるのです。

整理すると、メジャースケールのスリーコードとその代理コードの関係は以下の通りです。

 スリーコード代理コード
TⅢm、Ⅵm
SDⅡm、Ⅵm
DⅢm、Ⅶdim


●平行調と同主調


いきなりですが、ここで“平行調”と“同主調”について触れておきます。

まず平行調について説明します。

以下にCメジャースケールとAマイナースケールのトライアドを並べて見ます。
上がCメジャー、下がAマイナーのスケールのトライアドです。

C Dm Em F G Am Bdim
Am Bdim C Dm Em F G E

何かに気がつきませんか?
そう、CメジャースケールとAメジャースケールのトラアドの種類はまったく同じですね。
(違うのは、Aマイナーに登場するEのコードのみです)
面白いことに、Cメジャースケールのコードを、単にAmから順に並べなおすだけで、Aマイナースケールになってしまうのです。

しかも、Cメジャースケールでは、スリーコードの代理コードだった、Am, Dm、E(Em)が、Aマイナースケールでは、主役であるスリーコード(T,SD,D)になっています。

このようにCメジャーとAマイナーは非常に緊密な関係にあります。
このような、キーどうしを平行調の関係にあるといいます。

次に、同主調について説明します。

同主調とは、トニック(T)となるコードのルート音(1度の音)が同じキーどうしのことをいいます。

具体的には、CとCm、DとDm、EとEmといった具合です。単純ですね。

CとAm(Aマイナー)のキーは平行調の関係にある、またCとCm(Cマイナー)のキーは同主調の関係にあるというは頭の片隅に入れておいてください。
これは、後で耳コピ実践編で、ある謎にぶち当たることになのですが、その謎を解くための、鍵のひとつになります。


なお、1つのメジャーキーには、必ず平行調となる1つのマイナーが存在します。
一例をあげると、GならEm、AならF#m、といった具合です。

という訳で、本日のまとめです。

1.マイナースケールは以下の並びである
 Im Ⅱdim Ⅲ Ⅳm Ⅴm Ⅵ Ⅶ Ⅴ

2.コードには主役(T,SD,D)と脇役(代理コード)という役割がある
3.T,SD,Dをスリーコードという
4.ひとつのキーには必ず対になる平行調、同主調という親戚がいる

本日はここまで。

次回は、いよいよ実践編に入っていきたいと思います。
そして、耳コピできるということは、作曲もできることを証明したいと思います。

<第1回 コードとは何か①>の記事を読む
<第2回 コードとは何か②>の記事を読む
<第3回 メジャースケールの作られ方>の記事を読む
<第5回 コード進行の基本>の記事を読む
<第6回 耳コピの方法>の記事を読む
<第7回 オリジナルキーの割り出しは難しい>の記事を読む
<第8回 ノンダイアトニックと転調>の記事を読む
<第9回 マイナースケールのトライアドの作り方>の記事を読む
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2010.01.07 (Thu)

音楽音痴のための耳コピ講座(第3回 メジャースケールの作られ方)

音楽音痴のための耳コピ講座の第3回目です。

●メジャースケールの作られ方

今回は“Cメジャースケール”と“Gメジャースケール”を比較することによって、メジャースケールがどのように作られているかについて説明したいと思います。

そして、あの謎のローマ数字

Ⅰ、Ⅱm、Ⅳ、Ⅴ

の謎にせまりたいと思います。
(別に謎じゃないって?!)

今回説明する音楽理論は重要です。ぜひとも理解してください。

●これって、Gメジャースケール?


 CからスタートしてBまでの7つの音に対して、それぞれその音をルートとして、3度上の音と5度上の音を重ねることによって、出来る7つの和音(=トライアド)を持つ(下図)のが、Cメジャースケールでした。
Cのトライアド
 Gメジャースケールは、スタートがGで最後がFになるだけで、基本的なやり方は同じです。
 つまり、G,A,B,C,D,E,Fの順に、トライアドを作って、さらに第2回目で説明した

 長3度-短3度のコードをメジャートライアド
 短3度-長3度のコードをマイナートライアド
 短3度-短3度のコードをディミニシュ

 というルールに従って、各コードに割り振ると以下のようになります。
 Gメジャースケール(間違い)
 はい。これでGメジャースケールの完成・・・
 
 ではありません。

 だって、これじゃぁ、7つのトライアドは音の高さが違うだけで、Cメジャースケールとまったく変わりませんよね?

 そこで登場するのが#です。
 皆さん、読める読めないは別にして、楽譜は見たことがありますよね?
 そして、その楽譜の中には、最初に#がいっぱいついている楽譜や、♭がいっぱいついている楽譜を目にしたことがあるはずです。

 この#や♭を使用すると、Cメジャースケールとは別の正しいスケールを作ることができます。

●正しいGメジャースケール

結論から先に言ってしまうと、Gメジャースケールは以下の位置に#が必要です。
Gの臨時記号
つまり、五線譜の一番上にのっかている音、すなわちファ(=F)は、ファ#(=F#)にしなければいけません。

そうすると、上記で示した間違ったGメジャースケールのFの音を含む以下の3つコードの種別が変わります。
だって、Fを半音あげるってことは、そのFの前後の音との距離である、長3度、短3度、ってやつが変わるんですから。

Bdim、Dm、F

上記のFを含む3つのコード(つまり、FをF#としないといけないコード)をもう一度

 長3度-短3度のコードをメジャートライアド
 短3度-長3度のコードをマイナートライアド
 短3度-短3度のコードをディミニシュトライアド

のルールに従って、種別を振りなおしてみて下さい。

すると、こうなります。

 Bdim → Bm、 Dm → D、F → F#dim

すなわち、Gメジャースケールとは、以下の7つトライアドを持つことになります。
これが正しいGメジャースケールです。
Gメジャースケール
このGメジャースケールを以下のCメジャースケールと良く見比べて下さい。
Cのトライアド
どうですか、何かに気がつきませんか?

同じ位置にあるコードはCメジャー、Gメジャーのどちらのコードも同じ形をしていますね。

C Dm Em F G Am Bdim
G Am Bm C D Em F#dim

これがメジャースケールの秘密です。

●メジャースケール

すなわち、メジャースケールというのは、CとGだけでなく、すべてのキーにおいて、以下のルールが必ず当てはまるようになっています。

そのキーである音(キーがEならE)からスタートして、順番にトライアド7個をならべたときに、その種類は必ず

メジャー マイナー マイナー メジャー メジャー マイナー ディミニシュ

となっていなければなりません。

詳しくは説明しませんが、上記の順序(ルール)で7つのトラアドに並ぶようにするために、楽譜に#や♭がつくのです。Gメジャースケールはたまたま、このルールに合わせるために、#を1つ追加するだけ済んでいるのです。

長くなるので、マイナースケールについては別の機会に説明したいと思います。

●謎のローマ数字の正体

もうお気づきかと思いますが、冒頭で述べたI,Ⅱmといった謎のローマ数字の正体は、上記のメジャースケールの種類の並びを記号として表したものです。

Cメジャースケール:C Dm Em F G Am Bdim
Gメジャースケール:G Am Bm C D Em F#dim
       ↓
メジャースケール :I Ⅱm Ⅲm Ⅳ Ⅴ Ⅵm Ⅶdim

なるほど。謎のローマ数字の正体は分かった。

でも、これが一体、何の役にたつのか?って思っているあなた!
これはものすごく役に立つんんです!!!

どう役に立つのかを説明する前に、より理解を深めるために、カポについてお話しましょう。

●謎のローマ数字とカポの関係

メジャースケールを

I Ⅱm Ⅲm Ⅳ Ⅴ Ⅵm Ⅶdim

と表わせる。

これは、「ギターにカポをつけてキーを変えること」と一緒に考えると、理解がしやすいと思います。
弾き語りをなさる方なら、カポは必ず持ってますよね?
持ってないなら、今すぐ楽器屋さんへ走り、カポを買いましょう。(^^;

弾き語りで、カポを使う目的は、ふたつあります。

1.難しいキーの曲を簡単なキーで弾けるようにする
2.キーが合わないので原曲を移調する(キーを上げたり、下げたりする)

謎のローマ数字の並びと、上記の1のケースはとても深い関係があります。

その関係を見る前に、そもそもカポをつけると、なんで簡単に弾けるようになるのか?について考えてみます。

ギターとカポを手にして下さい。そして、7フレットにカポはめて、

C Dm Em F G Am Bdim

を弾いてみて下さい。

え? Bdim なんてコードなんぞ知らん!
Bdimは実はBm♭5のことです。
え、それも知らない?
じゃあ、Bdim は弾かなくてもいいです。(^^;

どんな音がしますか?

G Am Bm C D Em F#dim

の音が鳴りますよね?

つまり、カポを7フレットにセットして、Cメジャースケールのトライアドを弾くと、それはGメジャースケールのトライアドの和音(コード)が鳴るのです。

これはすべてのキーにあてはまります。
カポを2フレにセットして、Cメジャースケールを鳴らせば、それはDメジャースケールになります。

上記のふたつの例では、元のCメジャースケールのときと、コードの押さえ方は変えていないのに、GメジャーやDメジャーの音を出すことができることを示しています。

このことを利用すると、カポをつけないと押さえるのが難しいコードが多いキーは、

簡単(得意)なコードが多いキー(例えば、CやGなど)を選んで、
そのコードで曲を弾いたときに、原曲と同じ音が鳴る(=原曲と同じキー)ような位置にカポをセットする

ことにより、本来難しい押さえ方のコードが多いキーを、簡単な押さえ方のコードのキーで弾いているのです。

理論的には、カポさえつければすべてのメジャーキーの曲をCメジャーキーで演奏可能です。
(実際にはそうはいかないですが・・・)

この“カポの原理”と“メジャースケールはキーが何であっても謎のローマ数字の並びで表現できる”という二つの事柄は、どちらもメジャースケールの基本原理を物語っているのです。

つまり、

①カポをつけると楽に曲が弾ける
 →「カポをどの位置につけてもコードの押さえ方は同じだよ」
②謎のローマ字が表していること
 →「キーが変わってもコードの種類は同じだよ」

この①と②は、何を隠そう、同じ内容を違う表現で述べているに過ぎないのです。

●謎のローマ数字の有用性

私も最初は、「こんな変な謎の記号が何の役に立つのか?」と疑問でした。
でも今は何の役にたつか分かるようになってきました。

Eメジャースケールのトライアドは何ですか?
と聴かれたら、皆さんはすぐに7つのコードを言えますか?

えーとEから初めて3度と5度の音を重ねていって・・・長3度が・・・短3度が・・・えーっと、#が4個必要だから・・・

なんてやっていたら、日が暮れてしまいます。

じゃあ、すべてのキーのトライアドを全部記憶しますか?
ちなみに、私にはすべてのキーのトライアドのコードを全部覚える、なんてとても無理です。(> <)
私だけじゃなくて、きっと、皆さんも同じだと思います。
だから、過去の偉人たちは、すべてのキーのトライアドをいちいち覚えなくても済む方法を編み出したのです。

それが謎のローマ数字です。
これを使えば、“キーはEメジャーで、コード進行はⅠ→Ⅱm→Ⅳ→Ⅴ”で良いのです。
謎のローマ数字を知らないと、ちゃんと“コード進行は、E→F#m→A→B”と言わなければなりません。

つまり、ローマ数字による並びの

 I Ⅱm Ⅲm Ⅳ Ⅴ Ⅵm Ⅶdim

だけをを覚えて、あとは、“キーは何々で”、と言えば済むのです。
メジャースケールのローマ数字表現の並びだけなら、覚えられそうですよね?

という訳で、本日のまとめです。

1. メジャースケールはどのキーであっても、和音(トライアド)はすべて以下の順にならんでいる
  メジャー マイナー マイナー メジャー メジャー マイナー ディミニシュ
2. 上記の並びを以下のように表記する
  I Ⅱm Ⅲm Ⅳ Ⅴ Ⅵm Ⅶdim
3. 2の表記はカポをつけて、難しいキーを簡単なキーで弾けることの理由を暗示している
4. 2の表記を使えば、各キーのトライアドをすべて記憶しなくても済む

本日はここまで。

次回は、耳コピに必要な音楽理論の超必須項目である

そのスケールにおけるコードの果たす役割(トニック、ドミナント、サブドミナント)

について説明します。

また、マイナースケールについても簡単に触れます。

<第1回 コードとは何か①>の記事を読む
<第2回 コードとは何か②>の記事を読む
<第4回 コードの役割>の記事を読む
<第5回 コード進行の基本>の記事を読む
<第6回 耳コピの方法>の記事を読む
<第7回 オリジナルキーの割り出しは難しい>の記事を読む
<第8回 ノンダイアトニックと転調>の記事を読む
<第9回 マイナースケールのトライアドの作り方>の記事を読む
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2010.01.06 (Wed)

音楽音痴のための耳コピ講座(第2回 コードとは何か②)

音楽音痴のための耳コピ講座の第2回目です。

なかなか耳コピの実践編まで行きませんが、音楽理論も多少は必要なので、いましばらくお付き合いください。

絶対音感があれば、耳コピに理論などいらず、音楽を聞けばコード進行がすらすらでてくるのでしょう。
しかし、絶対音感がない私のような者だからこそ、耳コピのために、音楽理論を学ぶ必要があります。
私はギターをやるようになって、ある程度は音楽理論を勉強したのですが、この講座を書きながら自分自身も耳コピに必要な理論をさらに勉強したい!という思いもあり、この講座を書き始めました。


私は今年は耳コピしまくろうと思い、正月休みに南野陽子の曲を片っ端から耳コピをはじめました。
しかし、この耳コピにおいて、簡単に耳コピできる曲は、もの30分もあれば耳コピできるのに、いくら頑張っても、なかなか耳コピができない曲が存在することが分かってきたからです。

なので、この講座では、耳コピの取っ掛かりはこんな簡単!
でもそれには限界がある、ってことについても書きたいと考えています。

それでは第2回目をはじめたいと思います。

●コードのとは何か②


第1回目でコードがどのような仕組みで成り立っているか分かったと思います。
第2回目の本日は、Cメジャースケールのトライアドがなぜ

C Dm Em F G Am Bdim

なのかについて書きたいと思います。

今回の内容は覚える必要はありません。
ふーん、そうなのか、と思っていただければ結構です。

●Cメジャースケールのトライアド

Cメジャースケールのトライアド(3和音)とは、7つのルート音である

ド=C、レ=D、ミ=E、ファ=F、ソ=G、ラ=A、シ= B

にそれぞれ3度上の音を二つ重ねた和音です。

すなわち、以下の7つの和音になります。

Cの和音:C E G
Dの和音:D F A ・・・ただし、これはDではなくDmの和音
Eの和音:E G B ・・・ただし、これはEではなくEmの和音
Fの和音:F A C
Gの和音:G B D
Aの和音:A C E ・・・ただし、これはAではなくAmの和音
Bの和音:B D F ・・・ただし、これはBではなくBdimの和音

これを五線譜上に示すと以下の通りです。
Cのトライアド
音楽理論の知識がないと、これらのコード(和音)の名称はC,D,E,F,G,A,Bじゃないの?って思いますよね。
なんで、C,Dm,Em,F,G,Am,Bdimとなるか分からないはずです。
CはCmではなく、C。そして、DmはDではなく、Dmというトライアドです。
なぜメジャーだったり、マイナーだったりするのか?
しかも、なんでBだけBdim(ディミニシュ)なんて、難しそうなコードなのか?

それを理解するためには、メジャーコードやマイナーコード等のコードを種類わけする仕組み(=音楽理論)を知る必要があります。

●メジャーとマイナーの違いは何で決まるのか

音楽理論を知らなくても、メジャーは明るい響きの和音、マイナーは暗い響きの和音、ということはご存知かと思います。

メジャーかマイナーかを分けるのは、トライアドの3つの構成音のうち、1つ目(1度)の音と2つ目(3度)の音の距離(※1)にあります。
※1:この二つの音の距離を表す尺度のことを“度”と表現することは前回の記事で書いたとおり。
1度と3度
Cの和音とDの和音(Dmの和音)を比べてみましょう。

Cの和音:C E G …1つ目の音(C)と2つ目の音(E)は3度離れている
Dの和音:D F A …1つ目の音(D)と2つ目の音(F)は3度離れている

って、どっちも同じ3度離れているのに、なぜ“Cはメジャー”で“Dはマイナー”なのか?

ここでピアノ鍵盤を見れば、その違いがすぐに分かります。
赤文字がCの和音、青文字がD(Dm)の和音です。

鍵盤

上記の鍵盤上で、黒鍵も含めてCとD(Dm)の和音の1番目と2番目の音にある鍵盤の数を数えてみてください。

C,C#,D,D#,E → Cのコードは5個
D,D#,E,F → D(Dm)のコードは4個

ほら、違うでしょ?
いままで3度といっていたのは、黒鍵を含めない白い鍵盤のみを数えていたのです。
では、上にあげた7つのC~Bの和音すべてについて、1番目と2番目の音の間に、黒鍵を含めてピアノ鍵盤がいくつあるか数えてみてください。

すると、以下のことがわかります。

C,F,Gの和音:黒鍵の数を含めて鍵盤の数が5個
D,E,A,Bの和音:黒鍵の数を含めて鍵盤の数が4個

このように白い鍵盤だけだと、どれも同じ3度ですが、

黒鍵が2つ含まれる3度はなれた距離 → 長3度
黒鍵が1つ含まれる3度はなれた距離 → 短3度

のように区別します。

もうお分かりだと思いますが、メジャーとマイナーの違いは1番目(1度)と2番目(3度)の音が

長3度ならメジャー
短3度ならマイナー

になります。

ちょっと待って?それならばBの和音はBmじゃないの?という疑問がわきますよね?
その答えは、2番目(3度)と3番目(5度)の2つの音が長3度か短3度なのか、という要素も影響するからです。

ピアノの鍵盤上ですべての和音、すなわち白い鍵盤で3度違う音(=白い鍵盤をひとつ置き同士の音)を3つ重ねたもの)に対して、

1度と3度の音(Cの和音ならCとE)
3度と5度の音(Cの和音ならEとG)

が長3度なのか短3度なのかを調べてみてください。

すると、その組み合わせは、以下の4通りしかないことが分かると思います。

①長3度ー短3度
②短3度ー長3度
③短3度-短3度
④長3度-長3度

この分類にしたがって整理すると、

C,F,Gの和音は①に、D,E,Aの和音は②に、Bの和音は③であることが分かります。

つまり、

①長3度ー短3度 → メジャーのトライアド
 以下はCメジャーのトライアドです。
メジャートライアド
②短3度ー長3度 → マイナーのトライド
 以下はEマイナー(Em)のトライアドです。
マイナートライアド
③短3度-短3度 → ディミニシュ(dim)のトライアド
④長3度-長3度

であることが分かります。

それでは、Cメジャースケールには登場しない④は何か?
これはオーギュメントと言います。これはマイナースケールで登場します。

以上で、Cメジャースケールのトライアドがなぜ C,D,E,F,G,A,Bではなく、C Dm Em F G Am Bdim になるのかの理由が分かったかと思います。

そして、メジャーとマイナーを分けるのは、1度と3度の距離が、「長3度」か「短3度」かによって決することが分かったかと思います。

なお、ほかにも増3度、減3度なんてのもありますが、その説明ははとりあえず省略します。
(もし、今後の展開により、あとで必要になったら説明したいと思います)

という訳で、本日のまとめです。

1.黒鍵を含めて鍵盤の数が5個ある二つの音の距離を長3度という
2.黒鍵を含めて鍵盤の数が4個ある二つの音の距離を短3度という
3.そのコードがメジャーなのかマイナーなのかは1つ目(1度)と2つ目(3度)音どうしの距離によってきまる。
 長3度ならメジャー 
 短3度ならマイナー

本日はここまで。

次回はGメジャースケールのトライアドの構成とCメジャースケールの構成を比較することによって、よく音楽理論書などで見かける

Ⅰ→Ⅱm→Ⅳ→Ⅴのコード進行で・・・

なんて使われ方をするる謎の記号の正体について説明したいと思います。

<第1回 コードとは何か①>の記事を読む
<第3回 メジャースケールの作られ方>の記事を読む
<第4回 コードの役割>の記事を読む
<第5回 コード進行の基本>の記事を読む
<第6回 耳コピの方法>の記事を読む
<第7回 オリジナルキーの割り出しは難しい>の記事を読む
<第8回 ノンダイアトニックと転調>の記事を読む
<第9回 マイナースケールのトライアドの作り方>の記事を読む
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2010.01.05 (Tue)

音楽音痴のための耳コピ講座(第1回 コードとは何か①)

全国の弾き語り愛好家のみなさま、こんにちは。

今回から何回かに分けて、えらそうにも「音楽音痴のための耳コピ講座」なるものを執筆したいと思います。

こんなえらそうな講座を書こうと思った理由は以下の3つです。

1.耳コピは誰にもできることを伝えたい


  まず耳コピなんて、自分には絶対無理!と思っているあなた。そんなことはありません!
  音楽音痴の私にすら、ある程度は耳コピができるようになったのです。
  だからから、耳コピは誰でも絶対できるようになります。
  絶対音感なんていりません。
  耳コピはベースの音を良く聴いて、ベース音を割り出して・・・なんて言われます。
  しかし、絶対音感のない私にはそんな高度作業は絶対に無理です。
  それでも耳コピはできるのです!

2.楽譜を買う必要がなくなるのでお金の節約になる
  
  弾きたい曲の楽譜を全部購入していたら、お金がいくらあっても足りません。

3.耳コピができれば楽譜がなくて弾き語りを断念せずにすむ


  いくらお金があっても楽譜が手に入るとは限りません。
  私みたいにマイナーな曲を弾き語りしようと思ったら、楽譜の入手は困難です。

ただし、これから書く講座の内容は、あくまでも音楽音痴の私が、いかにして耳コピができようになったのか、を紹介する講座であり、まっとうな方法ではありませんのであしからず。また、完全な耳コピも目指していません。弾き語りするのに支障がなければ良いと思っています。というか、完全ではないことが気になるような良い耳の持ち主は、ちゃんとした耳コピができるはずです。

●耳コピに必要なもの

一般的には、耳コピとギターの腕は関係がないと言われます。
確かにその通りなんですが、Bm7♭5とか難しいコードはともかく、簡単なコードはパッと押さえられるくらいの腕はあったほうが良いと思います。

まあ以下のコードが押さえられば良いと思います。
って、メジャー、マイナー、メジャーセンブス、マイナーセブンス・・・ほとんどすべてですが(汗

C,D,E,F,G,A,B
Cm,Dm,Em,Fm,Gm,Am,Bm,
C7,D7,E7,F7,G7,A7,B7
Cm7,Dm7,Fm7,Gm7,Am7,Bm7
B♭,F#m7,

それから少しばかりの音楽理論の知識があった方が良いです。

という訳で、第1回目の本日は、コードとは何かについて書きたいと思います。
これから説明するコードの構成の仕組みや、短3度、長3度といった“度”という概念は重要なので、ぜひ覚えるようにしてください。耳コピを実践する際に、これを知っていると、知らないよりも耳コピが楽になります。

●コードとは何か?

曲には必ずスケールというものがあります。
コード譜の最初に書かれている Original Key=C というやつです。

耳コピをする際に、実は上記にあげたコードを何でも使って良いわけではありません。
そのキーで使って良いコードは決まっています。

例えば、キーがCで使って良いコードは、

C,Dm,Em,F,G,Am,Bdim

などです。

この7つのコードは、Cメジャースケールのトライアドと言います。

トライアドとは、3つの音を使った和音のことです。
例えば、Cのコードは、皆さんご存知のとおり、ド・ミ・ソの和音です。
楽譜で示すと以下の通りですね。
Cの和音

これをドレミファソラシド=CDEFGABのどの位置にあるか見てみると・・・

C D E F G A B

ここで音と音の距離を測る尺度のお話です。
2つの音がどれだけ離れているかを「度」という尺度であらわします。

CとC自身は同じなので、離れている距離は0なので、0度と言いたいところですが、これは1度という決まりです。
CとDは1つ離れている(ピアノの鍵盤の隣同士)なので、2度
CとEは2つ離れているので、3度
というようにあらわします。

ここでもう一度先ほどのCの和音を見てみると・・・

C D E F G A B

CとEは3度、そしてEとGは3度であることが分かります。

簡単に言えば、和音とはルート音(この場合はド=C)に3度はなれた音を重ねていくことで作成されます。

トライアドは3和音ですが、これにさらに3度上の音を重ねるとどうなるか。
以下の通り、Gからさらに3度上、つまり2つ離れた音はシ=Bですね。

C D E F G A B

すなわちBを重ねた和音=ド・ミ・ソ・シをC7と言います。
なぜCの和音にシ=Bを追加した和音をC7と言うのか。
シ=Bはド=Cから数えて何番目にあるでしょうか。

C D E F G A B

Cを1番目、Dを2番目、Eを3番目と数えていくと、Bは7番目(=7度上)にあります。

このため、Cの和音に7番目の音を追加するので、C7(正確にはCmaj7)と表します。
C7にさらに3度上の音を追加すると、C9、さらに3度上の音を追加するとC11となります。

ここで皆さんギターを手にとって、Cのコードを押さえて見て下さい。
次にC7のコードを押さえて見て下さい。
CとC7
CとC7の違いは何でしょうか。

そうCからC7コードを押さえるためには、小指で3弦の3フレットを押さえますよね?
その3弦の3フレットの音はなんでしょうか。
はい、シ=Bですね。(正確にはB♭ですが・・・)
ほら、ちゃんとC7のコードはCのコードの3度上(正確には短3度)のコードであるシ=B(正確にはB♭)を押さえることで実現してるでしょ。

という訳で、本日のまとめです。

1.音と音の距離を「度」という尺度で表す
2.コード(和音)はルート音に3度上の音を重ねていくことで作られる

本日はここまで。

次回はCメジャースケールの7つのトライアドが、冒頭で挙げた以下の7つのコードである理由について書きたいと思います。

なんで、C,D,E,F,G,A,Bじゃなくて、C,Dm,Em,F,G,Am,Bdimなのか?

<第2回 コードとは何か②>の記事を読む
<第3回 メジャースケールの作られ方>の記事を読む
<第4回 コードの役割>の記事を読む
<第5回 コード進行の基本>の記事を読む
<第6回 耳コピの方法>の記事を読む
<第7回 オリジナルキーの割り出しは難しい>の記事を読む
<第8回 ノンダイアトニックと転調>の記事を読む
<第9回 マイナースケールのトライアドの作り方>の記事を読む
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