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2010.01.06 (Wed)

音楽音痴のための耳コピ講座(第2回 コードとは何か②)

音楽音痴のための耳コピ講座の第2回目です。

なかなか耳コピの実践編まで行きませんが、音楽理論も多少は必要なので、いましばらくお付き合いください。

絶対音感があれば、耳コピに理論などいらず、音楽を聞けばコード進行がすらすらでてくるのでしょう。
しかし、絶対音感がない私のような者だからこそ、耳コピのために、音楽理論を学ぶ必要があります。
私はギターをやるようになって、ある程度は音楽理論を勉強したのですが、この講座を書きながら自分自身も耳コピに必要な理論をさらに勉強したい!という思いもあり、この講座を書き始めました。


私は今年は耳コピしまくろうと思い、正月休みに南野陽子の曲を片っ端から耳コピをはじめました。
しかし、この耳コピにおいて、簡単に耳コピできる曲は、もの30分もあれば耳コピできるのに、いくら頑張っても、なかなか耳コピができない曲が存在することが分かってきたからです。

なので、この講座では、耳コピの取っ掛かりはこんな簡単!
でもそれには限界がある、ってことについても書きたいと考えています。

それでは第2回目をはじめたいと思います。

●コードのとは何か②


第1回目でコードがどのような仕組みで成り立っているか分かったと思います。
第2回目の本日は、Cメジャースケールのトライアドがなぜ

C Dm Em F G Am Bdim

なのかについて書きたいと思います。

今回の内容は覚える必要はありません。
ふーん、そうなのか、と思っていただければ結構です。

●Cメジャースケールのトライアド

Cメジャースケールのトライアド(3和音)とは、7つのルート音である

ド=C、レ=D、ミ=E、ファ=F、ソ=G、ラ=A、シ= B

にそれぞれ3度上の音を二つ重ねた和音です。

すなわち、以下の7つの和音になります。

Cの和音:C E G
Dの和音:D F A ・・・ただし、これはDではなくDmの和音
Eの和音:E G B ・・・ただし、これはEではなくEmの和音
Fの和音:F A C
Gの和音:G B D
Aの和音:A C E ・・・ただし、これはAではなくAmの和音
Bの和音:B D F ・・・ただし、これはBではなくBdimの和音

これを五線譜上に示すと以下の通りです。
Cのトライアド
音楽理論の知識がないと、これらのコード(和音)の名称はC,D,E,F,G,A,Bじゃないの?って思いますよね。
なんで、C,Dm,Em,F,G,Am,Bdimとなるか分からないはずです。
CはCmではなく、C。そして、DmはDではなく、Dmというトライアドです。
なぜメジャーだったり、マイナーだったりするのか?
しかも、なんでBだけBdim(ディミニシュ)なんて、難しそうなコードなのか?

それを理解するためには、メジャーコードやマイナーコード等のコードを種類わけする仕組み(=音楽理論)を知る必要があります。

●メジャーとマイナーの違いは何で決まるのか

音楽理論を知らなくても、メジャーは明るい響きの和音、マイナーは暗い響きの和音、ということはご存知かと思います。

メジャーかマイナーかを分けるのは、トライアドの3つの構成音のうち、1つ目(1度)の音と2つ目(3度)の音の距離(※1)にあります。
※1:この二つの音の距離を表す尺度のことを“度”と表現することは前回の記事で書いたとおり。
1度と3度
Cの和音とDの和音(Dmの和音)を比べてみましょう。

Cの和音:C E G …1つ目の音(C)と2つ目の音(E)は3度離れている
Dの和音:D F A …1つ目の音(D)と2つ目の音(F)は3度離れている

って、どっちも同じ3度離れているのに、なぜ“Cはメジャー”で“Dはマイナー”なのか?

ここでピアノ鍵盤を見れば、その違いがすぐに分かります。
赤文字がCの和音、青文字がD(Dm)の和音です。

鍵盤

上記の鍵盤上で、黒鍵も含めてCとD(Dm)の和音の1番目と2番目の音にある鍵盤の数を数えてみてください。

C,C#,D,D#,E → Cのコードは5個
D,D#,E,F → D(Dm)のコードは4個

ほら、違うでしょ?
いままで3度といっていたのは、黒鍵を含めない白い鍵盤のみを数えていたのです。
では、上にあげた7つのC~Bの和音すべてについて、1番目と2番目の音の間に、黒鍵を含めてピアノ鍵盤がいくつあるか数えてみてください。

すると、以下のことがわかります。

C,F,Gの和音:黒鍵の数を含めて鍵盤の数が5個
D,E,A,Bの和音:黒鍵の数を含めて鍵盤の数が4個

このように白い鍵盤だけだと、どれも同じ3度ですが、

黒鍵が2つ含まれる3度はなれた距離 → 長3度
黒鍵が1つ含まれる3度はなれた距離 → 短3度

のように区別します。

もうお分かりだと思いますが、メジャーとマイナーの違いは1番目(1度)と2番目(3度)の音が

長3度ならメジャー
短3度ならマイナー

になります。

ちょっと待って?それならばBの和音はBmじゃないの?という疑問がわきますよね?
その答えは、2番目(3度)と3番目(5度)の2つの音が長3度か短3度なのか、という要素も影響するからです。

ピアノの鍵盤上ですべての和音、すなわち白い鍵盤で3度違う音(=白い鍵盤をひとつ置き同士の音)を3つ重ねたもの)に対して、

1度と3度の音(Cの和音ならCとE)
3度と5度の音(Cの和音ならEとG)

が長3度なのか短3度なのかを調べてみてください。

すると、その組み合わせは、以下の4通りしかないことが分かると思います。

①長3度ー短3度
②短3度ー長3度
③短3度-短3度
④長3度-長3度

この分類にしたがって整理すると、

C,F,Gの和音は①に、D,E,Aの和音は②に、Bの和音は③であることが分かります。

つまり、

①長3度ー短3度 → メジャーのトライアド
 以下はCメジャーのトライアドです。
メジャートライアド
②短3度ー長3度 → マイナーのトライド
 以下はEマイナー(Em)のトライアドです。
マイナートライアド
③短3度-短3度 → ディミニシュ(dim)のトライアド
④長3度-長3度

であることが分かります。

それでは、Cメジャースケールには登場しない④は何か?
これはオーギュメントと言います。これはマイナースケールで登場します。

以上で、Cメジャースケールのトライアドがなぜ C,D,E,F,G,A,Bではなく、C Dm Em F G Am Bdim になるのかの理由が分かったかと思います。

そして、メジャーとマイナーを分けるのは、1度と3度の距離が、「長3度」か「短3度」かによって決することが分かったかと思います。

なお、ほかにも増3度、減3度なんてのもありますが、その説明ははとりあえず省略します。
(もし、今後の展開により、あとで必要になったら説明したいと思います)

という訳で、本日のまとめです。

1.黒鍵を含めて鍵盤の数が5個ある二つの音の距離を長3度という
2.黒鍵を含めて鍵盤の数が4個ある二つの音の距離を短3度という
3.そのコードがメジャーなのかマイナーなのかは1つ目(1度)と2つ目(3度)音どうしの距離によってきまる。
 長3度ならメジャー 
 短3度ならマイナー

本日はここまで。

次回はGメジャースケールのトライアドの構成とCメジャースケールの構成を比較することによって、よく音楽理論書などで見かける

Ⅰ→Ⅱm→Ⅳ→Ⅴのコード進行で・・・

なんて使われ方をするる謎の記号の正体について説明したいと思います。

<第1回 コードとは何か①>の記事を読む
<第3回 メジャースケールの作られ方>の記事を読む
<第4回 コードの役割>の記事を読む
<第5回 コード進行の基本>の記事を読む
<第6回 耳コピの方法>の記事を読む
<第7回 オリジナルキーの割り出しは難しい>の記事を読む
<第8回 ノンダイアトニックと転調>の記事を読む
<第9回 マイナースケールのトライアドの作り方>の記事を読む
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