スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告  |  EDIT  |  Top↑
2009.11.25 (Wed)

♪誰も寝てはならぬ~プッチーニのオペラ『トゥーランドット』の有名なアリアです

日本全国のオペラファンの皆様、お待たせしました!!!
(注:今日の記事はとても長いよ。)

わたくしルクバトは、ついにやりました。I made it!

私がオペラを好きになるきっかけとなった、プッチーのオペラ「トゥーランド」の超有名なアリア「誰も寝てはならぬ」を耳コピして、歌い上げることに成功しました!

カラオケでオペラのアリアを歌いたくても、当然そんな曲ある訳ありません。
それでもオペラのアリアを歌いたい!わたくしの長年の夢でございました。

その夢がついに実現したのでございます。

すいません。普通に戻ります。

この「誰も寝てはならぬ」は、荒川静香さんが、トリノ五輪で金メダルを取ったときのフリー演技で使われた曲で有名になりましたよね。

おそらく、今ではこの曲を知らない人はいないと思います。

さあ、私が耳コピしたコードは以下のとおりです!


プッチーニ『誰も寝てはならぬ』~オペラ『トゥーランドット』より

日本語訳:ルクバト

Original Key=G(たぶん)

[テノール:名を秘めた王子]
C      G         C      G
Nessun dorma!... Nessun dorma!...
(誰も寝てはならぬ! 誰も寝てはならぬ!)

C                F
Tu pure, o Principessa,
(あなたもそうだ、姫よ)

Dm        G       C
nella tua fredda stanza
(あなたの冷たい部屋の中で)

G         C      G           Dm     G        C
guardi le stelle che tremano d'amore e di speranza!
(愛と希望に震える星々を見るのだ!)

G                            Em7
Ma il mio mistero e chiuso in me,
(だが私の秘密はこの胸の奥にあるだけで)

Am                     D7
il nome mio nessun sapra!
(私の名前は誰にも分からない!)

                 G             Em7
No, no, sulla tua bocca lo diro
(だが、あなたの唇に告げよう)

           D7        G
quando la luce splendera!
(夜が明けるとき)

C         F         G
Ed il mio bacio scogliera
(そして、沈黙を破る私の口づけにより)

   C        Dm        C    G
il silenzio che ti fa mia!
(あなたを私のものとするだろう!)

[合唱:ソプラノ]
C                       Am
Il nome suo nessun sapra...
(私たちは彼の名前を知らない…)

Dm                  G
E noi dovrem ahime, morir, morir!...
(そして、ああ、私たちには死が、死が…)

[テノール:名を秘めた王子]
G          C      C           G
Dilegua, o notte! tramontate, stelle!
(おお、夜よ去れ!星よ、沈め!)

Am          G        G            C
Tramontate, stelle! All'alba vincero!
(星よ沈め!朝になれば、私の勝利だ!)

F              C
Vincero! Vincero!
(私の勝ちだ!勝利だ!)



さて、この曲は、オペラのストーリーを知らないと、歌詞の内容がチンプンカンプンだと思いますので、以下にあらすじを書いてみました。興味ある方は読んでから、演奏を聴いてみてください。

舞台は古代中国の北京。
その中国を治める王の王女「トゥーランドット」が主人公です。
この姫は、絶世の美女で、各国の王子から求婚されます。
しかし、結婚の条件は、姫が出題する3つの謎を解くことで、もし謎解きに失敗した場合は、死刑になる、といったストーリです。

ある日、名を秘めた王子が、姫に求婚し、3つの謎解きに挑戦します。
名を秘めた王子は、見事に3つ全ての謎を解きます。
しかし、姫は約束を破り結婚を認めようとしません。
そこで、名を秘めた王子は、明日の朝までに、自分の名前を言い当てたら、私は死にましょう。と逆に、姫に謎をかけます。

このとき、姫がその名を秘めた王子の名前を探り当てようと、全国民にお触れをだします。「今夜は誰も寝てはならぬ!」と。

このとき、名を秘めた王子がそのお触れを聞いて、歌うアリアが「誰も寝てはならぬ」です。

私が弾き語りで、裏声で歌っているソプラノの「そして、ああ、私たちには死が、死が…」という台詞は、明日の朝までに名を秘めた王子の名前が分からなければ、姫から死を賜ることを嘆いているのです。
一方、名を秘めた王子は勝利を確信し、高らかに勝利を歌い上げています。
「星よ沈め!朝が来れば、私の勝ちだ!」と。

姫は、名を秘めた王子の連れ合いの女奴隷を拷問にかけ、「名を言え」と攻めたてます。しかし、密かに王子を愛する女奴隷は、王子の愛のために自ら死を選びます。

残念ながら、作者プッチーニは、ここまで作品を書き上げたあと他界します。
続きは、プッチーニの弟子により補完され、一応の完成となります。

その後の展開は、姫は王子の愛に目覚めます。一方、名を秘めた王子は、姫に自分の名を告げてしまいます。

そして、夜が明けます。
本来なら、名前を明かしてしまった王子の負けであり、王子が死を賜るはずの場面で、姫が歌い上げるのは、

「彼の名前が分かりました。その名前は・・・」

「愛」

と高らかに歌い上げ、二人は結ばれます。

私は始めてこのオペラを見たとき、感動あまりに涙がでました。

オペラに興味をもたれた方はぜひ、DVDでこのプッチーニのオペラ「トゥーランドット」を見てください。

では、演奏をどうぞ。



00:07  |  オペラ・合唱曲など  |  TB(0)  |  CM(6)  |  EDIT  |  Top↑

夢の実現おめでとうございます。
まさかオペラを耳コピしてらっしゃるとは思っていませんでした。
私はオペラのことはサッパリわからないのですがルクバトさんの熱が思いがヒシヒシと伝わってきました。
解説も読破し「そういうストーリーだったのか」と納得した反面、密かに王子を愛する女奴隷がちょっと可哀想だなとか、こんな冷徹で傲慢な王女と結婚しても大丈夫なの?とも思いましたw
オペラなのに舞台が北京なのにもビックリです。どうしてなんですか?

それにしてもよくこの曲の歌詞歌えましたね。
ルクバトさんの根性に脱帽です


gonta |  2009年11月25日(水) 00:30 | URL 【コメント編集】

★補足します

長文を読んでいただいたようで、ありがとうございます。

gontaさん、するどいですね。

じつは、その女奴隷、名前をリューといいますが、そのリューがかわいそう・・・
という声はオペラファンからもしばしば聞かれます。

そして、そんな冷たい姫と結婚して幸せになれるの?という疑問、ごもっともです。

実は、オペラのストーリーは映画と違って、結構適当なところが多々あります。
音楽なしで、単にストーリだけを追ったら、きっとなんてことのないつまらない作品です。
(ただし、元の台本はどうか分かりませんよ。台本をすべてそのまま音楽にしている訳ではないので)

しかし、作曲家がその台本に音楽をつけることで、素晴らしいものになるのがオペラです。
細かいところは気にしてはいけません。

ただ、あらすじには書きませんでしたが、この姫、謎をかけて次々と求婚者達を処刑しているのには、理由があります。

姫の祖先に、男に無残に殺されたロウ・リン姫というのがいまして、姫はその恨みを晴らしているですよ。実は。

それにしても、オペラは麻薬と一緒で、手を出すひとは少ないかもしれませんが、一度虜になってしまったら最後、もうその魅力から離れません。

てなのは、置いといて。

なぜ舞台が中国か。

それは、元になる台本の舞台が中国だからです。
それ以外の理由はありません。

ちなみに、同じプッチーのオペラに有名な「蝶々婦人」は日本が舞台です。

gontaさんもこのオペラの有名なアリア「ある晴れた日に」は、きっと耳にしたことがあると思います。

そこそこ耳コピができると分かったので、次々と大好きなオペラのアリアを歌おう企んでおります。(^^;

以上、参考まで。
ルクバト |  2009年11月25日(水) 01:16 | URL 【コメント編集】

★管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
 |  2009年11月25日(水) 22:01 |  【コメント編集】

詳しい解説有り難うございます。
おかげでよく理解できました。
それと同時に日本が舞台のオペラがあることを知ってまたまたビックリです。話のネタになりますねw

もうひとつだけ。
アリアってなんですか?
gonta |  2009年11月25日(水) 22:12 | URL 【コメント編集】

gontaさんは勉強熱心なんですね(^^;

アリアとは、オペラの見せ場で、ソプラノ、テノール、バスといった歌手が歌う
情緒的な独唱曲ことです。

アリア(=Aria)はイタリア語で「空気」という意味です。
英語で言えば、Air です。
AirとAriaって、似てますよね?

ただし、オペラでアリアといったら、空気でなくて、強いて日本語に訳せば
「詠唱」って訳になるんでしょうか?(あんまり詠唱って表現は使わないです)

オペラは全曲で2時間前後あるので、ひっきりなしに歌っているわけではなく、
オーケストラの演奏(序曲や前奏曲)、ときには合唱、そして話し言葉のような会話
(レチタディーヴォといいます)を交えながら話が進んでいきます。

そして、ここぞという見せ場でアリアが歌われます。
(ここが作曲家の腕の見せ所です。)

ちなみに、クラシクの演奏では、通常は演奏の途中で拍手はしません。
しかし、オペラの場合は、アリアは見せ場なので、アリアを歌い終わると、
盛大な拍手が起こります。

オペラファンは、このアリアを聴きくために、コンサート会場に来ていると
言っても過言ではありません。

とまあ、こんあところでしょうか。
ルクバト |  2009年11月26日(木) 00:36 | URL 【コメント編集】

大変わかりやすい説明でよく理解できました。
おかげさまでまたひとつお利口になれました。
いつかオペラを見に行く機会があればこのことを頭に留めて行きたいと思います。
ありがとうございました~。
gonta |  2009年11月27日(金) 21:59 | URL 【コメント編集】

コメントを投稿する

URL
COMMENT
PASS  編集・削除に必要
SECRET  管理者だけにコメントを表示
 (非公開コメント投稿可能)
 

▲PageTop

この記事のトラックバックURL

→http://solitaryguitarist.blog88.fc2.com/tb.php/77-27cf44e6
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック


▲PageTop

 | HOME | 

FC2カウンター

プロフィール

最新記事

カテゴリ

最新コメント

愛用のギター

検索フォーム

ギターコードブック

リンク

カレンダー

月別アーカイブ

ブログランキング

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。