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2010.01.10 (Sun)

音楽音痴のための耳コピ講座(第5回 コード進行の基本)

音楽音痴のための耳コピ講座の第5回です。

今回はコード進行の基本について触れ、いよいよ耳コピの実践編を開始したいと思います。

●コード進行の基本

本日は、耳コピをするための基礎知識として、基本中の基本である以下のふたつのことについて説明します。

1.曲はT,SD,Dのスリーコードさえあれば成り立つ
2.曲はTで始まり、ドミナントモーションで終わる

●曲はT,SD,Dのスリーコードさえあれば成り立つ

前回の講座では、メジャー、マイナー、どちらのスケールも

T :トニック
SD:サブドミナント
D :ドミナント

という、そのスケールの主役(スリーコード)があるこを説明しました。

そして、曲はスリーコードさえあれば作れてしまいます。

ためしに即興で、Cメジャースケールのスリーコードだけを使って、作曲してみます。
Cのメジャースケールは

C(T) Dm Em F(SD) G(D) Am Bdim

でしたね。

よって、スリーコードは、C,F,Gの3つの和音です。
つまり、C,F,Gだけのコード進行で作曲をします。

はい。できました。

C   G  F  G C
こんなに役立つ耳コピ講座


なぁんだ、と思うかもしれませんが、良い悪いは別にして、これだってちゃんとした1つの曲ですよ。
音楽理論を知っていれば、こんなしょうもない曲でよいのなら、瞬時に作曲できます。

●曲はTに始まり、Tで終わる

さて、ここからが耳コピのための実践的な知識の説明にはります。

先ほど、私が作曲した歌を例に説明しましょう。

   G  F  G
こんなに役立つ耳コピ講座


この曲のキーはCでした。

さて、コード進行で、赤色のコードに注目してください。
赤色のコードは、どちらもCですね。
そして、Cは曲の一番最初と一番最後にありますよね?

そう、これが耳コピにとって、超基本となる以下のことを示しています。

基本ルール①:曲はT(トニック)に始まり、T(トニック)で終わる

つまり、キーがAマイナーの曲なら、Amで始まってAmで終わります。

それから、スリーコードの説明をしたときに、D(ドミナント)はT(トニック)へ進行しようとする強い力を持つ役役割があることを説明しました。

先ほど作曲した曲では、G→Cの部分が、ドミナントであるGからトニックであるCへの進行であり、この部分がドミナントの強い力が働いている部分です。

C   G  F  G C
こんなに役立つ耳コピ講座


皆さん、ギターを手にとって、上記の曲を弾き語ってみてください。
ただし、最後のCのコードを弾かないで、演奏をとめて見てください。
(C→G→F→Gで演奏をやめる)

どうですか、最後にGで演奏を止めたあと、Cを弾きたい衝動にかられませんか?

ドミナントのコードを弾くと、トニックのコードが欲しくなります。
このように、ドミナントには、トニックを導く役割があり、ドミナントからトニックへ進行することを

ドミナント・モーション

といいます。
注:詳しくは述べませんが、正確にはⅤ→I(G→C)ではなく、Ⅴ7→I(G7→C)がドミナント・モーションです。

そして、以下の基本ルールがあります。

基本ルール②:曲の最後はドミナント・モーションで終わる

もちろん、基本ルール①、②が当てはまらない曲もあります。
なので、このルールに従った曲は、とても自然に聞こえるということです。

●ケーデンス(終止形)

基本ルール②で、曲はドミナント・モーションで終わるのが一番自然であると書きました。
これも含めて、曲の終わり方にはパターンがあり、これをケーデンス(終止形)といいます。

1.SD→D→T
 この形式がもっとも一般的。上記の私が作った曲もこのケーデンスになってます。

2.D→T
 ドミナント・モーションですね。

3.SD→T
 これは“アーメン・コード”と呼ばれます。

もっと色々なケーデンスがありますが、作曲するわけではないので、この3つを覚えておけば良いと思います。
 
●曲なんていくらでも作れる

これまでの講座の音楽理論を知っているだけで、いくらでも作曲できてしまいます。
先ほどはCメジャースケールのスリーコードのみ使用しましたが、代理コードも使って作曲してみましょう。

C G Am G C
音楽音痴の耳コピ講座

サブドミナントのFの代理コードとしてAmを使っています。


さらにAマイナーで作ってみます。

Am Em D  Em Am
音楽音痴の耳コピ講座


以上の3曲は簡単な曲ですが、基本的にはもっと長い曲も作れます。
良い曲を作れるという訳ではありませんが(^^;

本講座は作曲講座ではないので、このくらいでやめておきます。

作曲をちゃんとやるには、当然楽譜を作らなきゃいけないんですが、それは大変な作業です。
鼻歌を楽譜にするのは大変ですが、WEBカメラに鼻歌を録音するだけなら簡単です。
その録画した鼻歌を耳コピしてコード進行をつける。これでもりっぱな作曲です。

言いたかったのは、作曲という作業は

自分で作った鼻歌を耳コピして、コード進行をつける作業

なのです。

つまり、作曲は、コード進行を考える部分に関しては、耳コピと同じ要素が含まれています。

という訳で、本日のまとめです。

1.曲はスリーコード(T,SD,D)があれば成り立つ
2.曲はTに始まり、ドミナントモーションで終わるのが一番自然に聞こえる
3.作曲と耳コピは同じことであり、耳コピできれば作曲もできる

本日はここまで。

次回は簡単な童謡を耳コピすることから、耳コピの実践をしていきたいと思います。

<第1回 コードとは何か①>の記事を読む
<第2回 コードとは何か②>の記事を読む
<第3回 メジャースケールの作られ方>の記事を読む
<第4回 コードの役割>の記事を読む
<第6回 耳コピの方法>の記事を読む
<第7回 オリジナルキーの割り出しは難しい>の記事を読む
<第8回 ノンダイアトニックと転調>の記事を読む
<第9回 マイナースケールのトライアドの作り方>の記事を読む
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