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2010.01.08 (Fri)

音楽音痴のための耳コピ講座(第4回 コードの役割)

音楽音痴のための耳コピ講座の第4回目です。

今回は、耳コピするのに必要な音楽理論の知識としては、最重要項目であるコードの役割について説明します。

それでは、早速行ってみましょう

●マイナースケール

前回までの講座で、メジャースケールのトライアド(3和音)の並びは

I Ⅱm Ⅲm Ⅳ Ⅴ Ⅵm Ⅶdim

であることが分かりました。

当たり前のことですが、耳コピする曲のキーは、以下の2種類に分かれます。

・メジャー(Original Key=Cなどとある曲)
・マイナー(Original Key=Amなどとある曲)

当たり前のことですが、キーがメジャーの曲を耳コピするのなら、メジャースケールのコードを使います。
キーがマイナーなら、マイナースケールのコードを使います。

このため、簡単にマイナースケールについても説明します。
私も詳しくは知りませんが、マイナースケールは、以下の3種類があります。

1.ナチュラル・マイナースケール
2.ハーモニック・マイナースケール
3.メロディック・マイナースケール

詳しい理論は私も知りませんので、説明できません(爆)

マイナースケールのトライアド(3和音)は、以下の並びであることを覚えておけば十分です。

Im Ⅱdim Ⅲ Ⅳm Ⅴm Ⅵ Ⅶ Ⅴ

あれ?でも数が1つ多いぞ???
メジャースケールは7個だったのに、マイナースケールは8個ありますね。
謎ですね。

この講座は、あくまでも耳コピ講座であって、詳しい音楽理論を学ぶ講座ではありません。
なので、この謎解きは、しないことにします。
理屈ぬきに、マイナースケールとはそういものだと覚えてしまいましょう。

メジャースケールと同様に、上記のローマ数字にコードを当てはめていけば、マイナースケールのトライアドが得られます。

たとえば、Aマイナーだったら、IにAを、ⅡにBを・・・という風に当てはめていくと

Am Bdim C Dm Em F G E

となります。
これがAマイナースケールのトライアドの8つのコードです。

注)念のため補足しますが、上記のローマ数字のIにB、ⅡにCを・・・と当てはめて、

Bm Cdim D Em Fm G E F

が、Bマイナースケールではないことに注意してください。

違うスケールを得るためには、#や♭が必要なのはメジャースケールのときと同様です。
(Bm C#dim D Em F#m G E F# が 正しいBマイナースケール)

なお、トライアドがメジャー、マイナー、ディミニシュのどれに区別さえるかについての考え方は、メジャースケールのときと同じです。(長3度-短3度の組み合わせがメジャー、短3度-長3度ならマイナー、ってやつですね)

なお、詳しく説明はしませんが、マイナースケールは、

Im Ⅱdim Ⅲ Ⅳm Ⅴm Ⅵ Ⅶ Ⅴ

という書き方のほかに、

Im Ⅱdim ♭Ⅲ Ⅳm Ⅴm ♭Ⅵ ♭Ⅶ Ⅴ

と書いたりもします。

●コードの役割(機能)

メジャースケールとマイナースケールの顔ぶれがそろったところで、いよいよコードの役割(機能)について説明します。

ここで、もう一度、ふたつのスケールを演じる役者たちの顔ぶれを紹介しましょう。

メジャースケール:I Ⅱm Ⅲm Ⅳ Ⅴ Ⅵm Ⅶdim
マイナースケール:Im Ⅱdim Ⅲ Ⅳm Ⅴm Ⅵ Ⅶ Ⅴ

この役者達は、メジャー、マイナーどちらのコードも大きく分けて、3人の主役と脇役に分かれます。
そして、その3人の主役が演じる役割の名前は以下の通りです。

①トニック(Tと表記する)

 その曲のキーを決めるコードです。
 つまり、Cメジャースケールなら、Cがトニックです。
 Aマイナースケールなら、Amがトニックです。

②サブドミナント(SDと表記する) 
 曲に変化をつける役割を持つコードです。

③ドミナント(Dと表記する)
 このコードはトニックへ移行しようとする強い力を持ちます。
 (このことに関しては、次回の講座でもう一度説明します)

この3人の主役のことを、スリーコードどいいます。

メジャー、マイナーのトライアドのスリーコードは以下になります。
これは理屈抜きに覚えましょう。

トニック   :Ⅰ(1番目のトラアド)
サブドミナント:Ⅳ(4番目のトライアド)
ドミナント  :Ⅴ(5番目のトライアド)

分かりやすいように、実際のコードを当てはめてみると、

Cメジャースケールのスリーコード(コードの括弧内は役割を示す)は、

C(T), F(SD), G(D)

です。

Aマイナースケールのスリーコードは、

Am(T),Dm(SD), E(D)

です。

注)トライアドのコードしか扱っていないので、ドミナントをG, Eとしていますが、実際はG7,E7の方が良く使われ、Cメジャースケールのスリーコードは、C,F,G7とするのが一般的です。Aマイナーなら、Am, Dm,E7です。

この主役の3つのコード(スリーコード)だけあれば、曲は作れてしまいます。
しかし、主役のスリーコードだけでは、変化に富んだ良い曲が作れません。

ドラマだって、主役だけしか登場しなかったら、面白くないですよね?
名脇役があってこそ、主役も光るというもの。

これは曲も同じです。
そこで登場するのが、曲における名脇役たち、すなわち代理コードです。

●代理コード

ここで、またまたCメジャースケールの役者たちを見てみましょう。

C(T) Dm Em F(SD) G(D) Am Bdim

C,F,Dは主役のスリーコードですから、脇役は Dm, Em, Am, Bdimの4人ですね。
これらの脇役は3人の主役の代わりを演じる名脇役なのです。
T,SD,Dの代わりになるこれらのコードは、代理コードといいます。

それぞれどの脇役がどの主役(スリーコード)を代わり演じるのかは決まっています。

C(T)の代理コード :Em,Am
F(SD)の代理コード:Dm,Am
G(D)の代理コード :Em,Bdim

代理コードは、その構成音を比べてみると理解できます。
例として、Cとその代理コードであるEmの構成を見てみましょう。

C =C E G
Em=E G B

そうです。Cとその代理コードEmは3つの構成音のうち2つが一緒なのです。
つまり、似ている和音なのです。
このように、T,SD,Dと共通の音が含まれる和音が、それらの代理コードになることができるのです。

整理すると、メジャースケールのスリーコードとその代理コードの関係は以下の通りです。

 スリーコード代理コード
TⅢm、Ⅵm
SDⅡm、Ⅵm
DⅢm、Ⅶdim


●平行調と同主調


いきなりですが、ここで“平行調”と“同主調”について触れておきます。

まず平行調について説明します。

以下にCメジャースケールとAマイナースケールのトライアドを並べて見ます。
上がCメジャー、下がAマイナーのスケールのトライアドです。

C Dm Em F G Am Bdim
Am Bdim C Dm Em F G E

何かに気がつきませんか?
そう、CメジャースケールとAメジャースケールのトラアドの種類はまったく同じですね。
(違うのは、Aマイナーに登場するEのコードのみです)
面白いことに、Cメジャースケールのコードを、単にAmから順に並べなおすだけで、Aマイナースケールになってしまうのです。

しかも、Cメジャースケールでは、スリーコードの代理コードだった、Am, Dm、E(Em)が、Aマイナースケールでは、主役であるスリーコード(T,SD,D)になっています。

このようにCメジャーとAマイナーは非常に緊密な関係にあります。
このような、キーどうしを平行調の関係にあるといいます。

次に、同主調について説明します。

同主調とは、トニック(T)となるコードのルート音(1度の音)が同じキーどうしのことをいいます。

具体的には、CとCm、DとDm、EとEmといった具合です。単純ですね。

CとAm(Aマイナー)のキーは平行調の関係にある、またCとCm(Cマイナー)のキーは同主調の関係にあるというは頭の片隅に入れておいてください。
これは、後で耳コピ実践編で、ある謎にぶち当たることになのですが、その謎を解くための、鍵のひとつになります。


なお、1つのメジャーキーには、必ず平行調となる1つのマイナーが存在します。
一例をあげると、GならEm、AならF#m、といった具合です。

という訳で、本日のまとめです。

1.マイナースケールは以下の並びである
 Im Ⅱdim Ⅲ Ⅳm Ⅴm Ⅵ Ⅶ Ⅴ

2.コードには主役(T,SD,D)と脇役(代理コード)という役割がある
3.T,SD,Dをスリーコードという
4.ひとつのキーには必ず対になる平行調、同主調という親戚がいる

本日はここまで。

次回は、いよいよ実践編に入っていきたいと思います。
そして、耳コピできるということは、作曲もできることを証明したいと思います。

<第1回 コードとは何か①>の記事を読む
<第2回 コードとは何か②>の記事を読む
<第3回 メジャースケールの作られ方>の記事を読む
<第5回 コード進行の基本>の記事を読む
<第6回 耳コピの方法>の記事を読む
<第7回 オリジナルキーの割り出しは難しい>の記事を読む
<第8回 ノンダイアトニックと転調>の記事を読む
<第9回 マイナースケールのトライアドの作り方>の記事を読む
00:32  |  音楽音痴のための耳コピ講座  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

こんばんわ。
風邪をひいてしまい昨日も今日も仕事を休んでしまいました。年始早々ヤバイです。

随分と速いペースで耳コピ講座が進行してるのでビックリしてます。まだ第二回目の途中までしか読めてませんがとてもわかりやすくて役に立ちそうな内容ですね。
元気になったらじっくり読ませていただきます。
gonta |  2010年01月08日(金) 23:50 | URL 【コメント編集】

こんばんわ。

> 第二回目の途中までしか読めてません

この講座、1回の内容が長すぎるでしょうか?
書いていると、没頭してしまい、つい長くなってしまいます。(^^;

> とてもわかりやすく

どうなんでしょうか。なんとなく、中途半端で、説明不足なような気もしますが・・・

それでは、お大事に。
ルクバト |  2010年01月09日(土) 01:33 | URL 【コメント編集】

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